ヴァイオリンを弾く時に、弓の毛に「松ヤニ」というものを塗ります。
弓の毛のキューティクルの凸凹に松脂を塗ることにより、細かいギザギザが無数にでき、
そのギザギザの一つ一つが弦を弾き、無数の音を出し続けるという仕組みです。
松ヤニを塗ることで初めてヴァイオリンの音色がします。
この「松ヤニ」はとても奥が深く、物によって音色が変わるのです。
同じ楽器なのに、松ヤニを変えるだけで、
「あれ?音が前よりもクリアになった!」
「深い音色がするようになった!」などと感動が生まれます。
どんなに有名なピアニストやヴァイオリニストでも、さらに美しい音色のため毎日模索
しています。どれだけ上手に演奏できるようになっても、さらに上を目指す向上心が大切です。
私も、より良い美しい音色、心に響く音色の探求のために、模索しています。楽しい模索です♪写真は、お気に入りの3つです。
初心者の方や、お子様などは「ベルナルデル」という松ヤニがおすすめです。
価格も安く、さらっとしていて音が出しやすいです。
まだままだ音色の模索の旅は続きます^^ 毎日の練習ももちろん忘れずに。
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